Profile プロフィール | Hiromi Inayoshi Official [稲吉紘実]

Master Artist
Prof.稲吉紘実プロフィール

マーク・ロゴデザインの第一人者であり、世界を代表する
CIデザイナーのひとり。グラフィックデザイン、
特にマークを核とした、CIデザインにおいて独自のスタイルを
確立し、企業、団体のCIデザインを数多く行い、
CI教科書「New DECOMAS」[三省堂]にて、アラン・チャン、
ランドー・アソシエーツらと共に、世界を代表する
CIデザイナーの1人に最年少で選出される。また、デザインの
アカデミー賞といわれる、世界最高峰のニューヨーク
ADCアドバタイジングポスター部門で、日本人としては初めて、
2つのゴールドメダルを同時に受賞した他、東京ADC賞、
日本タイポグラフィグランプリ、インターナショナルCIデザイン
優秀賞、スイスグラフィスCIデザイン優秀賞、
日本商環境デザイン優秀賞、日本広告写真大賞、ニューヨーク
ADC特別優秀賞・Merit賞多数、ラハティポスタービエン
ナーレ、ワルシャワポスタービエンナーレ、ブルーノデザイン
ビエンナーレ入賞等、これまでに100を超える
デザイン賞を受賞している。


CIデザイナーとして一世を風靡するとともに、
稲吉紘実は、マークは芸術、マークは内なる肖像画と宣言し、
パーソナルマークという新たな芸術、肖像絵画の
ルネッサンスを確立する。1999年から、これまでに、タイ王国
国王陛下、ブルネイ王国国王陛下、ダライ・ラマ法王猊下、
ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス博士をはじめとする
国家元首・世界的VIPや、文化人他、多くの人々の
パーソナル マークをデザイン、創作している。近年はその
パーソナルマークを高度な技法で版画化、彫刻化
[立体漆蒔絵]、織物化、宝飾化し、比類なき芸術として昇華
させるなど、現代アーティストとしても高く評価
されている。また、ニューヨークではスカルプチャー作品
「aino」「RABBISUN」等のモダンアートを発表する
など多彩な芸術活動を展開している。

このようなグラフィックアーティストとしての創作活動を
行う一方で、稲吉紘実は1996年から今日まで、デザイン、芸術で
世界の抱える問題の解決や恒久平和の推進を目的とする
社会貢献活動をグローバルにおこなう。2000年には、バングラ
デシュ人民共和国において、同国国会議長フマユン・
ラシッド・チョウドリー閣下の指揮の元、NI[National Identity]
プロジェクトの一環として、首都ダッカ市、シレット市の
シンボルマークをデザイン。また、2001年には20世紀を代表する
建築家ルイス I. カーンのダッカ首都計画に基づき、同国
セントラル モスク建築の総合プロデユースをおこなう等、国家
規模のプロジェクトを展開する。


同国でのNGO活動においては、環境汚染で深刻な砒素の
浄化プロジェクトを同国政府と実施。その状況をまとめた国連
大学による環境白書「アソニック」のアートディレク
ションとデザインを提供。2002年には国連主催による「フィラン
ソロピーシンボリック-稲吉紘実の世界展」が、
国連ESCAPで開催された。以降、国連と提携し、高齢者問題
プロジェクト「サクセスフル・エージング」への支援、
同プロジェクトのドキュメンタリーDVDのアートディレクション、
シンボルマークとデザインの総合プロデュース等を行い、
2005年にはニューヨーク国連本部で、アナン事務総長と会談する。
また、平和推進の一貫として、世界中の子ども達と絵を
描き、国、人種、宗教などを越えて、2020年までに、世界中の
すべての国々の子ども達の絵を繋ぎ合わせ、平面での
和合=平和を実現する「世界一大きな絵2020」プロジェクトを
1996年より、世界各地で開催。2006年にはタイ王国で
「世界一大きな絵2020」を開催後、天皇・皇后両陛下に謁見し、
「世界の平和の為に、世界中の子ども達の絵を繋げて
いかれるという、尊い活動、日本人として誇りに思います。」
というお言葉を賜った。

2009年にはオバマ大統領のプラハでの「真の平和、核兵器の
ない世界」の演説を機に、核戦争で崩壊してしまった星を絵を描く
ことで、美しい星に蘇らせるという、核兵器のない世界を
実現する「絵のない絵本 この星が絵でうめつくされたら」[フレー
ベル館]が出版される。2010年には「絵のない絵本の展覧会
2010-2020」が、ノーベル平和賞受賞者世界サミットで開催される。

2011年には、国連大学で「芸術のミレニアム」を宣言、
稲吉紘実の平和ポスター2020・第一作「核兵器のない世界」を
発表する。2012年には「絵のない絵本 この星が絵で
うめつくされたら 朗読と音楽CD[朗読:時任三郎 音楽:小曽根
真]付」[フレーベル館]が新たに出版、2013年には絵のない
絵本の第二弾、戦争のない世界を実現する「絵のない絵本 おおごま
だらになりたい 朗読と音楽CD[朗読:神野三鈴 / 音楽:
小曽根 真]付」[フレーベル館]が出版される。これらの絵本の
収益の一部は広島・長崎の市民による平和活動、東日本
大震災・福島第一原発事故被災者の支援活動他に寄付される等、
現在では平和のバイブルとも呼ばれ、世界各国での出版も
予定されている。また、次世代の平和への意識と創造性を育むCI
デザインコンテストを日本、韓国、台湾、バングラデシュ
人民共和国等で開催。2013年にはグラミン銀行創立社ムハマド・
ユヌス博士の提唱する、資本主義の新たな革命といわれる
「ソーシャルビジネス」の認定マークのデザインをおこない、日本
財団の推進する再チャレンジ奨学制度のVI-シンボルマーク他を
デザイン、同財団に提供する。
2014年にはポーランド共和国のファッションデザインセンターの
CIデザイン、シンボルマーク他をデザイン。
ポーランド共和国で、日本人初の国立美術大学教授に就任する。
(2014–2018)

そして、稲吉紘実&ミルトン・グレイサーの創作による
キャラクター、ピームーシーを展開するLove Earth Love Children
グローバルチャリティーキャンペーン、世界芸術基金
「The World Art Aid」プロジェクトをソーシャルビジネスとして
立ち上げる等、自らの持てる才能を駆使し、美の力で世界を
平和に導くことを生涯のテーマとして掲げ、ソーシャルデザイン
イノベーター、ピースコンダクターとしても世界的に
注目されている。

[ Profile Short Version ]

Title

ポーランド共和国 国立ストゥシェミンスキー美術大学
教授(2014–2018)

特定非営利活動法人アース・アイデンティティー・プロジェクツ
理事長




Wikipedia: 稲吉紘実

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